【難しくない】海外の大学に進学するには?必要な物や手順を細かくご紹介!
『海外の大学に進学を考えているけど、まずは何から始めたらいいんだろう?』
『海外の大学に進学する時の方法や、おすすめの国、必要なものや総費用は?・・』
こういった疑問を持つ方に向けて、今回は、確実に海外の大学に進学する方法とおすすめの国、必要な物、総費用などを詳しくご紹介していきます!
・海外大学進学の手順
・海外大学進学に必要な物
・海外大学進学におすすめな国
・海外大学進学にかかる総費用
・確実に海外大学進学を叶えるために
海外大学進学の手順
まずは、『海外の大学に進学したい!』と思った時の実際の手順についてお伝えしていきます。
結論から言うと、流れは以下の通りです。
海外の大学に進学の手順
①行きたい国を決める
②出願する
③必要書類を準備する
大まかに分けると以上の3つの手順で、海外の大学進学への準備を進めていくことができます。
今からこれら3つの手順を、1つづつ丁寧に解説していきますね!
①行きたい国を決める【海外大学進学の手順】
まず最初にすることは、進学する大学の国を決めることです。
大学進学といっても、様々な国が存在しますから、ついついどこの国にしようか迷ってしまうほどですよね。
なので、実際に進学する大学のおすすめな決め方をご紹介します。
進学する海外大学のおすすめな決め方
①留学の目的を決める
・まずは目的から決めます。単純に語学習得を目的にするのか?スポーツや音楽など、専門分野を学ぶことを目的にするのか?など、大まかな大学進学の目的を決めてみてください。
②立地や治安から選ぶ
・目的に合うからといって、過度に治安が悪い国だったり、日本から程遠い距離にあったりすると、いざという時に困ると思います。なので立地や治安は慎重に見極めましょう。
③偏差値、難易度を調べる
・大まかに行きたい国が決まってきたら、その国の中の大学で自分に合う、もしくは自分に目指せそうな大学をリサーチしてみましょう。また、過去数年の入試の倍率や合格の難易度なども調べてみることをおすすめします。
④専門のカウンセラーや留学経験のある人に相談してみる
・自分だけで大学を選択するのは難しいと思うので、大学決めなどは専門のカウンセラーや、実際に留学経験のある人に聞き、リアルな情報を収集するのも良いでしょう。
ここまでの手順で、実際に行ってみたい国が決まったら次のステップに入ります。
②出願する【海外大学進学の手順】
行きたい国が決まり、大学の難易度や偏差値、渡航までの大まかなスケジュールなどが決まってきたら、次は実際に出願します。
願書は大きく分けて2つの種類があります。
一つ目は全米共通の Common Application と、二つ目は Universal Application の2種類の願書があり、私立大学の9割近くは出願の際に Common Application の提出が課されています。地域や大学別の願書もありますが、全てインターネット上で出願可能です。
出願するとは言え、大学ごとで必要書類が変わってくるので、予め調べておきましょう。
③必要書類を準備する【海外大学進学の手順】
最後に、出願に必要な書類を準備します。
出願に必要なものは以下の6つです。
出願に必要なもの
①願書
先ほどもお伝えした通り、希望の大学の願書がCommon ApplicationまたはUniversal Applicationのどちらかを調べ、願書を用意してください。
②高校の成績証明証
高校の成績は、出願に必要なものの中で最も必要な書類です。
高校3年間であなたの成績がどのくらい伸びたのか?どれほど難易度の高い科目を履修していたのか?などが主に見られます。
しかし、日本の高校の具体的なレベルは先方には分からないので、どの高校に通っていても基本は同じ評価を受ける場合がほとんどです。
③IELTSまたはTOEFLのスコア
あなたの語学力を証明する資格の1つとして、代表的にIELTSやTOEFLのスコアが求められます。
日本ではTOEICが有名ですが、海外の大学に進学する場合はIELTSやTOEFLが評価基準になってくるんです。
基準として、IELTSは最低でも6.0、TOEFLIBTは80以上を取得しておくと良いでしょう。
④エッセイ
エッセイを通して、自分自身を大学にアピールします。自分がその大学に進学して何を学びたいのか?大学を通して自分自身がどうなっていきたいのか?を存分にアピールしましょう。
⑤推薦状
ほとんどの大学では推薦状が2通必要だと言われています。
そのため、あなたの高校の担任の先生や、あなたの強みやあなた自身をよく理解している先生の1人づつから出してもらうと良いでしょう。
⑥課外活動の記録
先ほどもお伝えしたように、基本的にはどこの高校に通っていても先方からすると日本の高校の具体的なレベルは分かりません。
そのため、課外活動のボランティア活動、クラブや委員会での活動内容があなたの基準を上げる要素の一つになります。
これらの課外活動に積極的に参加することで、あなたのリーダーシップや人としての長所をめいいっぱいアピールしていきましょう。
これらのように、海外大学進学の手順、出願に必要な項目は以上の通りです。
次に、実際にこれらの書類以外で、海外大学進学に必要なものについて詳細にお伝えしていきますね!
海外大学進学に必要なもの
海外大学進学に必要なもの、とは言え、具体的に書類等で必要なものは先ほど詳細にお伝えさせて頂きました。
なので今からは、海外大学進学に圧倒的に必要な2つの項目についてお伝えしていきますね!
①お金【海外大学進学に必要なもの】
一つ目は、お金です。
きっと多くの人がこのお金の面を深く考えるかと思います。
海外大学進学に必要なお金の種類として、学費、渡航費、現地での生活費など、様々な面でお金がかかってくるかと思います。
その中でかかるお金として最も懸念されているのが『学費』。
ざっくりな計算として、現地の大学に1年通う分のお金は300万〜350万円と言われています。
なので海外の大学に進学を希望する際には、自分が希望する国やその大学の費用がどれくらいかかってくるのか?の大まかな計算をしておくことが重要です。
とは言え、多額の費用がかかるとは言え、お金重視で極端に安い国を希望したり、そもそもお金がないからと言って海外大学進学を諦めるのはすごく勿体無いと思います。
実際に過去の記事では、海外大学進学のためにあなたが受けられる返済不要の奨学金制度をまとめているので、こちらの記事も兼ねてチェックしてみてください。
②IELTSorTOEFLのスコア【海外大学進学に必要なもの】
実際に海外大学進学にIELTSやTOEFLのスコアが必要なことは先ほどもお伝えしましたが、前提としてこれらのスコアはとても重要なので今一度、丁寧にお話させてください。
実際に海外の大学に必要な条件を調べてみると分かりますが、現状、ほとんどの大学がIELTS、またはTOEFLのスコアを求めています。
特にイギリスやオーストラリアの大学ではIELTSを主に重視している場合がほとんどです。
そして先ほどのように奨学金制度を利用するとなると、なおさらIELTSやTOEFLのスコアが求められてきます。
時間や労力をかけず、近道でスムーズに海外の大学に合格し入学するためには、自分の英語力の証明してIELTSやTOEFLのスコアは極力取っておくようにしましょう。
IELTSやTOEFLの中でも、最も自分自身の英語力を証明できるのが『IELTS』。
IELTSはTOEFLに比べ、受験者数が世界で最も多い資格で、英語力に必要な4つの技能(スピーキング、リスニング、リーディング、ライティング)を測るテストなので、あなたの語学力を測るにはもってこいの資格です。
真剣に海外の大学に進学を考え、確実に進学したいと考えているならば、特にIELTSの6.0のスコアまでは取得しておきましょう。
また、IELTSの詳しい詳細や、短期間でのスコアアップのための勉強法は過去の記事で紹介していますので、こちらの記事も兼ねてチェックしてみてください。
ここまでで、海外大学進学の手順、必要なものについてお伝えしてきました。
次は、海外大学進学におすすめな国についていくつかリストアップしてみましたので、進学する国で悩んでいる人は参考程度にご覧ください!
海外大学進学におすすめな国
海外大学進学をする際に、おすすめな国は大まかに分けて以下の5つです。
海外大学進学におすすめな国
①アメリカ
②カナダ
③イギリス
④オーストラリア
⑤ニュージーランド
①アメリカ
4000校以上の大学が存在するアメリカ。
大学数が多い分、選択できる専門科目も大量にあります。
なので正直、海外大学進学の目的が決まっていない人にはおすすめかもしれません。
それにアメリカは移民大国なので、世界各国の国の人々が集まる国。
アメリカならではの人脈を作ることができるなど、グローバルに富んでいます。
そしてアメリカは努力次第では世界的に知名度のある有名大学校も狙いやすいので、あなたの英語力の向上で、あなたの将来の可能性を切り開くチャンスがたくさん落ちています。
②カナダ
教育水準が高く学費がリーズナブルなカナダ。
実際に筆者である私もカナダに留学経験がありますが、カナダは心からおすすめします。
アメリカ同様、移民が多いので世界中の人々と関われるほか、カナダ人は優しい人がほとんどなので、治安も良くとても住み心地がいいです。
肝心の英語も、特に変な訛りなどはなく、自然な英語を学ぶことができます。
四季もしっかりと存在するので、マリンスポーツやウィンタースポーツ、登山などといった四季折々のアクティビティも存分に楽しめます。
③イギリス
伝統的な歴史と、最高レベルの教育が受けられるイギリス。
イギリスもまた、学べる分野が豊富です。
特にイギリスは伝統と歴史のある最高レベルの教育を提供してきており、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学といった、世界中で知られている大学も存在します。
また、イギリスは英語の本場なので、本場の英語が学べると共に、イギリスで得た学位は最も価値があり、イギリスで学問を学ぶと、のちにどこの業界でも高い評価を受けることができるので、帰国後、就活などにも圧倒的に有利です。
④オーストラリア
自然が豊富で、気候も良く、日本との、時差があまりないことで有名なオーストラリア。
実は、オーストラリアの大学には入試が存在しなく、あなたの英語力と高校の成績表が入学に必要な主な判断軸になります。
また、オーストラリアの大学を卒業すると、1.5年から2年の就労ビザを取得することができますので、ビザ取得後は、現地の企業で働き、長期就労ビザや永住ビザを取るなんて選択肢も。
また、治安が良く、危険なことから留学生を守る法律なんかもあるそうで、住み心地の良さには徹底されているのがポイントです。
⑤ニュージーランド
ニュージーランドは、オーストラリアと少し似ていて、同様に治安が良く、四季もあったり、日本と時差が少なかったりと、住み易さは抜群です。
またニュージーランドは、日本より小さい国士ながら活火山や氷河を持つし自然大国なので、ニュージーランドの都市にいながら自然を堪能することができます。
また、学生ビザで就労もできるので、現地で多少働くことも充分に可能。
また、ニュージーランドはイギリス英語寄りなので、訛りも少なく、とても聞き取りやすい英語になっています。
さて、ここまでで、海外大学進学におすすめな国を5つ紹介してきました。
これらの国以外でも色々な国が存在しますが、代表的なのは主に以上の5つかと思います。
とはいえ、行きたい国が明確になってきたとしても、多くの人が懸念しているであろう、海外大学進学にかかる総費用。
ここで、次に海外大学進学にかかる総費用について、お話ししていきます
海外大学進学にかかる総費用
先ほどもちょこっとお伝えしましたが、前提としてどこの国も、1年間にかかる学費は300万円~350万円が相場です。
なお、カナダやアメリカは、基本的に大学は4年制ですが、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドは3年制がほとんどなので、その分学費が多少浮きます。
なので大目に見て1年間で350万円の学費がかかるとすると、以下のような計算になるでしょう。
大学卒業までのおおよその学費
・アメリカ→1,400万円
・カナダ→1,400万円
・イギリス→1,050万円
・オーストラリア→1,050万円
・ニュージーランド→1,050万円
とはいえ、学費以外にも生活費や渡航費なども含めると、これらに+500万円はかかると見ておいた方が良いかもです。
なのでざっくりな計算だと、どの国でも2,000万円ほどはかかってきそうですよね。
大学卒業までに2,000万円がかかってくると思うと、ほとんどの方が金銭面の問題を懸念するかと思いますが、そこまで深く心配する必要はありません。
先ほどもお伝えした通り、日本には数多くの海外大学進学のための奨学金制度が存在します。
実際にどんな奨学金制度が存在するのかや、奨学金制度の応募条件などは下記の記事でまとめていますので、まだの方はぜひチェックしてみてください。
多額の費用がかかるからといって、海外大学進学を諦めるのはまだ早いので、事前にしっかりと情報収拾をし、今実行すべきことを明確化して、着実に海外大学進学を叶えていきましょう!
確実に海外大学進学を叶えるために
いかがでしたでしょうか?
実際に、海外大学進学を希望する人はかなり多い中、ほとんどの人が費用や目の前のちょっとしたことで挫折してしまいがちだと思います。
でも、このように海外大学進学に必要な要素や手順などを、一つづつ丁寧に蓋を開けて見てみると、そこまで難しいものではないはず。
実際に海外大学進学をすることで、普通の人では体験できないことを存分に体験し、もし日本に帰国した時でも、そのキャリアを活かして人並み以上のスキルのある職業に就いたり、人生の質をより良いものにすることができます。
今回の記事を通して、少しでも海外大学進学を望む方が確実に実行に移せるためのお手伝いができていたら幸いです。
海外大学進学前にIELTSを取得する
実際にどの大学に出願するのにも、奨学金制度を利用するのにも、IELTSのスコアは必須です。
先ほどもお伝えした通り最低でもIELTSの6.0は取得しておかないといけません。
下記記事では、IELTSのさらなる詳細と、具体的な学習法についてよりわかりやすくお話ししています。
海外大学進学を希望する方は、こちらの記事も要チェックです。