【大学生向け】就職浪人は最悪?既卒就職浪人生のリアルな声と就活打開策3つ
『コロナの関係もあって、今のままじゃ内定がもらえそうにないから、就職浪人してみようかな』
『そもそも、就職浪人って就職できるの?デメリットは?就職浪人するとどうなる?』
今回は、こう言った疑問に対して、そもそも就職浪人とは一体何なのか ?や、実際に既卒で就職浪人をしている人のリアルな声と、今からできる3つの就活打開策をお伝えしていきます!
・既卒就職浪人生のリアルな現実
・就職浪人にならないための就活打開策3つ
・就職浪人を回避して、内定を勝ち取るためには
就職浪人ってそもそも何?
まず最初に、よく聞く『就職浪人』とはそもそも一体何なのでしょうか?
就職浪人とは?
就職浪人とは、文字通り就職を浪人することです。
大学を卒業後、既卒の状態でもう1年就職活動をします。
他にも就職浪人と似たような意味の言葉で『就職留年』という言葉も存在します。
就職留年は、もう一度新卒の状態で就職をするために、あえてもう1年大学に通いながら就活をすることです。
既卒就職浪人生のリアルな現実
実際に、既卒の就活浪人生の現実はどうなのでしょうか?
最初に、既卒の内定率を見てみましょう。
既卒就職浪人生の内定率は34.4%
「マイナビ 2020年度既卒者の就職活動に関する調査」によると、既卒の内定率は34.4%ということが分かりました。
既卒者の内定率は34.4%で、前年より8.9pt減少した。これは、現役学生の内定率(77.6%:21年卒8月末)と比較すると、半数を下回っている。さらに、現役学生と既卒者の差は昨年より広がっており(今年:43.2pt、前年:39.3pt)、活動に苦戦する姿が浮かび上がってきた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、今年は採用活動の遅れにより内定出しが後ろ倒しになっているが、既卒学生はさらに影響を受けていることが分かった。(「マイナビ 2020年度既卒者の就職活動に関する調査」より引用)
このグラフを見る限り、新卒に比べ、既卒ではかなり就職率が低いことが分かります。
続いて、実際に既卒で就活浪人をしている人達のリアルな声を見てみましょう。
既卒就職浪人生のリアルな声
既卒、就職浪人中のNさん
『就職浪人してますが、私はコロナの影響で内定先が倒産したので、事情は違いますが… ただ安易な決断で就職浪人と進学はしない方がいいです。 というのは致し方ない事情でも、既卒は既卒なので応募できる企業が少ないのと、なぜ就職浪人しているのか理由は必ず聞かれます。私も事情を話してもなぜ元々の内定先を志望したのかまで聞かれることがよくあります。 致し方ない事情がなければ尚更です。 第一志望はどこか存じませんが、その企業と似たような業界を探す方がいいかと…』
このように、就職浪人をすると『理由』を必ず聞かれます。
学生中に留学していた等のよほどの理由がない限り、人事を納得させる理由を述べるのは難しいですよね。
それに、企業側からすると、既卒の就職浪人生に対して、就活で次のような印象を持たれることがあるのも事実です。
企業側の就職浪人生に対する悪印象
・就活に対して意欲がなかったのではないか
・就活を甘くみていたのではないか
・学生中に内定をもらえなかったということは、人としての基礎的なところに欠点があるのではないか
など、基本的に就職浪人をしたとしても、よほどの事情がない限りは企業に好印象を与えることは難しいのではないでしょうか。
これらの理由から、とてもじゃないですが好き好んだり妥協をするなどして就職浪人をする必要はないことが分かります。
・既卒の就職浪人が就活する際は必ず『理由』を求められる
・既卒の就職浪人生の印象は基本的に悪い
ここまでで、就職浪人をしたときの現実についてお伝えしてきました。
次に、学生であるあなたが就職浪人にならないために、今からできる就活打開策を3つ、お伝えしていきます。
就職浪人にならないための3つの就活打開策
あなたが就職浪人をしないためにも、今からお伝えする3つの就活打開策をぜひ試してみてください。
就活打開策①就活に対して危機感を持つこと
まずは、初歩的なことですが必ず『危機感』を持って就活をしてください。
まだ期間があるからといって、内定がないままダラダラ過ごしていたとしたらこの先はどうなってしまうのか?
今実際に内定が無い場合、なぜ内定が無いのか?その原因は何なのか?
など、目の前の現実と向き合い、常に最悪のケースを予期し、対策をしていくことが重要です。
また、実際に未だに無い内定の女子大学生さんに向けて、無い内定の人の特徴や解決策も公開していますので、こちらも兼ねてご覧ください。
就活打開策②企業を絞りすぎないこと
2つ目は、企業を絞りすぎないことです。
あなたは企業を絞りすぎてはいませんか?
私にはこの業界の仕事はできなそう・・
僕にはこの業界は自分に向いてないな・・
などとネガティブに考え、やたらと企業を絞りすぎてはいないでしょうか?
最初から自分の可能性を決めつけ、狭めるのではなく、しっかりと自己分析をして自分自身を改めて客観視してみることも大切です。
自己分析をしっかりとすることができれば、選考してみたい企業の幅も広がるかもしれないですよね。
就活打開策③独りよがりの就活をしないこと
3つ目は、独りよがりの就活をしないことです。
あなたはただ漠然と自分1人だけの力で就活をしていませんか?
『自分は人に頼るのが苦手だから』と変なプライドを掲げていませんか?
自分自身で、自分を決め付けるのではなく、周りから見たあなたを知ってみるのも大事ですよね。
なので実際にOB/OG訪問をしたり、実際に内定をもらった先輩からアドバイスをもらったりなど、積極的に誰かの力を借りてみるのも重要です。
・企業や業界を絞りすぎないこと
・独りよがりの就活をしないこと
就職浪人を回避して、内定を勝ち取るためには
ここまでで、就職浪人生の現実や、就職浪人にならないための就活打開策をお伝えしてきました!
実際に就職することは、あなただけの人生を良くするだけでなく、あなたの周りや家族の人生にも影響します。
だからこそ就活はあなた1人の戦いではなく、周りの力も借りるのも一つの手。
最後に、筆者の私の経験をシェアします。
Fランだった私が就活に逆転した方法
実は筆者の私も、元Fランでドン底就活生だった状態から、某大手企業に内定を獲得後、年収1000万をもらえるまでになりました。
私の就活逆転の一部始終を、下記ブログにて包み隠さず公開しています。
こちらも兼ねてご覧ください。
Fランだった私が大手から内定をもらうまでの一部始終はこちら
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